東横インの会員制度である「東横INNクラブ」に入会するメリットについて徹底的に探ってみました。
どのような特典が用意されているのでしょうか?
割引制度やレイトチェックアウトやアーリーチェックインは出来るのでしょうか?
当記事では
・東横INNクラブの入会方法
について徹底解説します。
読めば東横INNクラブに入会する価値があるのかがわかります。
ぜひ最後までじっくり読んでみてください。
目次
そもそも東横インってなんだ?
日本のホテルチェーンです。
日本だけではなく、韓国やモンゴル、さらにはフィリピンやフランス、さらにはカンボジアにも店舗を持っています。
以前は中国にも出店していましたが、現在では撤退してしまいました。
東横インは安い!
東横インの最大の特徴はその値段にあります。
1泊あたり3,000円台から6,000円台がメインとなっているのです。
コストダウンを実現させるために、基本的にシンプルな館内設備になっているところにも注目です。
客室以外の設備はほとんどなく、レストランが設置されているホテルもごく一部のみです。
そのかわり徒歩圏内にコンビニであるとか飲食店がある場所を選んで出店しています。
朝食が無料である
東横インでは朝食を無料で提供しているケースが多いです。
ロビーに用意されており、宿泊者は朝食をとれます。
朝食の内容についてはホテルごとに異なっているのも東横インの大きな特徴の一つです。
一部ではパン、副菜などを増やすなど、こだわりを見せているホテルもあります。
公式サイトからの予約がお得
東横インは「公式HP予約が最安値」と公言しています。
以下に公式ホームページに書かれている文章を引用します。
「東横INN公式HP(ホームページ)からの予約が一番お得です!
東横INNをご利用の際は、一番お得な東横INN公式HPからご予約ください。」
ではどのくらい安くなるのでしょうか?
公式ホームページから予約を入れると通常料金から200円オフになります。
さらにチェックイン前までのオンラインカード決済支払いで200円オフになります。
合わせて400円引きが公式ホームページからの予約で適用されるわけです。
※韓国ホテルについては3,000ウォンが割引、東横INNプノンペンは3ドルOFFとなっています。他の海外ホテルに関しては公式ホームページ予約による割引はありません。
※公式ホームページ予約による割引は東横INNクラブカード会員の会員特典とも併用可能です。
バーコード決済の導入
2019年4月よりPayPay、Alipay、WeChat Payのバーコード決済に対応しました。
さらに2019年の7月より楽天ペイ、LINE Pay、d払いによる決済にも対応するなど、いわゆるキャッシュレス決済に力を入れています。
東横INNクラブの会員特典7つ
東横インの会員サービスである「東横INNクラブ」に入会すると、多種多彩な特典が利用できるようになります。
こちらでは東横INNクラブの会員特典について一つずつ取り上げて解説していきますね。
会員特典1つ目|宿泊料金の割引(最大で20%オフ)
東横INNクラブカードを掲示すると以下の割引が適用されます。
・平日(月曜日から土曜日)・・・5%割引
いつでも5%から20%の割引が受けられるようになるのです。
例えば6,000円の部屋に日曜日に宿泊したとします、20%引きなので1,200円がマイナスされ4,800円で宿泊できます。
年間10日利用したら12,000円引きであり、年間20日利用すれば24,000円もお得になる計算です。
定期的に東横インを利用する機会がある、という人はぜひ東横INNクラブに入会して割引してもらいましょう。
ちなみに「連泊ECOプラン」や「各種割引券」とも併用できます。
※一部対象外の客室もあります。
会員特典2つ目|無料宿泊券のプレゼント
シングル無料宿泊券がプレゼントしてもらえます。
条件は以下の通りです。
カードの種類 | 条件 |
東横INNクラブカードインターナショナル | 10泊で1枚プレゼント |
東横INNクラブVISAカード | 10泊で1枚プレゼント |
東横INNクラブレディースVISAカード | 5泊で1枚プレゼント(※) |
※5泊で1枚 シングル無料宿泊券プレゼンは2020年3月末をもって終了し、10泊で1枚に特典内容が改められます。
1枚につきお一人様1泊シングルルームのみに有効となります。
またツイン、ダブル、デラックスを利用するケースやオプションを利用するケースについても、差額を支払えばシングル無料宿泊券は利用できるのです。
10泊で1枚プレゼントということは、10泊についてもシングルルームであれば10%割引相当、ということになります。
5泊で1枚プレゼントということは、5泊もシングルルームであれば20%割引相当となります。
東横インを定期的に利用する機会がある人にとっては嬉しい会員特典の一つです。
会員特典3つ目|簡単チェックイン
会員カードをフロントで掲示することで簡単にチェックインできます。
会員カードを掲示した上で宿泊カードに署名するだけでスムーズにチェックインできます。
住所や連絡先(電話番号)の記入の手間が省けます。
すぐに部屋に行けるのも東横INNクラブ会員のメリットの一つです。
会員特典4つ目|6ヶ月前からの予約が可能
通常は3ヶ月前からの予約しかできません。
しかし東横INNクラブカード会員になると、6ヶ月前からの予約ができるようになるのです。
何かしらのイベントがあり予定がすでに決まっている場合には、早めに予約できたほうが安心ですよね。
直前になってしまうと予約が埋まってしまい、宿泊ができなくなってしまうかもしれません。
6ヶ月前からとなると予約が埋まっている可能性はほぼないので、特定の日に確実に宿泊したい、という方にとっては嬉しい会員特典です。
会員特典5つ目|アーリーチェックイン
東横インでは、チェックイン時間は16時からとなっています。
しかし東横INNクラブカード会員になっていると、1時間早い15時からのチェックインが出来るのです。
予定よりも早く現地についてしまった、ということもあるでしょう。
チェックイン時間まで時間をつぶすのも大変ですよね。喫茶店やファミレスに入って待っているにしてもお金もかかってしまいます。
東横INNクラブカード会員であればアーリーチェックインに対応しているので、予定よりも早く着いてしまったとしても部屋に通してもらえるわけです。
会員特典6つ目|会員カードがルームキーになる
カードキーを導入しているホテルのみが対応となります。
会員カード自体がルームキーになるので、鍵を持ち歩く必要がなくなります。
紛失のリスクを減らせる、といったメリットも有るのです。
ただしデジタル会員証アプリについてはルームキーの対象となっていないので注意してください。
カードタイプの会員証のみがルームキーとして対応してもらえるわけです。
会員特典7つ目|各種優待サービスあり
東横INNクラブカード会員ですが、なにも東横インだけでお得になるわけではありません。
様々な全国の施設で、様々な優待サービスが受けられるのです。
ただしデジタル会員証アプリは対象外となってしまうので注意してください。
ではどのような優待サービスが有るのでしょうか。
東京の施設の中からいくつかの優待サービスを抽出してみました。
施設名 | 優待内容 |
深川江戸資料館 | 入場料大人400円→300円、小・中学生50円→30円に割引 |
葛西臨海公園 ダイヤと花の大観覧車 | 1名700円→630円に割引 |
葛飾柴又 寅さん記念館 | 入場料【一般】500円→400円、小・中学生300円→200円に割引 |
浅草花やしき | 大人・小人の入園料を100円割引 |
東京お台場 大江戸温泉物語 | 【大人】2,720円~3,044円→1,986円(最大1,058円割引)、【ナイター大人】2,180円~2,504円→1,554円(最大950円割引)、【小人】1,058円→540円にそれぞれ割引 |
東京だけではなく他の地域にもさまざまな優待施設が用意されているので、会員になった場合はしっかりと活用しましょう。
東横INNクラブの会員特典7つまとめ
たくさんの会員特典がありましたが、注目すべき特典は2つでしょう。
・無料宿泊券
上記の2つだけでも通常料金と比較してかなりお得になります。
宿泊料機の割引は5%から20%オフになりますし、無料宿泊券についても10%から20%割引相当になります。
あわせると通常宿泊料金から最大で40%ほどお得になる可能性もあるわけです。
もともと東横インの宿泊料金はそれほど高いわけではありません。
アメリカで多くの人に支持されている「40ドルから50ドルで宿泊できるホテル」の考えをもとにして誕生したのが東横インです。
割引をうまく活用できれば、40ドルから50ドルどころではなくなる可能性も・・・。
他にもアーリーチェクインなど使い方によっては有効活用できる特典も用意されており、ホテルの会員サービスとしてはかなりのレベルにあります。
東横INNクラブの入会方法とは?
東横インの会員サービスである「東横INNクラブ」はかなりお得なので入会を検討したくなったのではありませんか?
こちらでは東横INNクラブの入会方法を解説します。
実は東横INNクラブの会員カードは3つあり、申込み手順などが若干異なっています。
3つのカードですが、
・東横INNクラブVISAカード
・東横INNクラブレディースVISAカード
となっています。
東横INNクラブカードインターナショナルに関してはクレジットカード機能なしの東横インのハウスカードとなっています。
世界中で発行できるカードです。
東横INNクラブVISAカードと東横INNクラブレディースVISAカードについては、東横INNとりそなVISAとの提携カードであり、クレジット機能がついています。ショッピングにも利用できる会員カードです。
それではクレジット機能無しとクレジット機能ありの会員カードの入会方法及び入会金や年会費について個別に解説します。
東横INNクラブカードインターナショナルの入会方法
・入会金・・・1,500円(税込み)、学生は1,000円(税込み)
・年会費・・・なし
フロントまたは公式ホームページから申し込みができます。
ただカードの郵送対応はしていないので、東横インのフロントに受け取りに行くことが必須です。
フロントまたは公式ホームページで個人情報などを記入します。
名前や性別、生年月日や携帯電話番号、さらには住所を入力してください。
あとはフロントで写真撮影が実施され、カードの作成業務は終了です。
カードが出来上がるまでには数十分から数時間かかるとされており、宿泊前に申し込んだ場合は帰りに東横INNクラブカードインターナショナルを受け取れます。
もちろん宿泊特典などは当日から利用可能です。
入会金が発生します。一般は税込みで1,500円であり、学生は1,000円(税込み)となっています。
年会費は発生しません。
東横INNクラブVISAカードと東横INNクラブレディースVISAカードの入会方法
・入会金・・・なし
・年会費・・・1,375円(税込み)
東横INNクラブVISAカードと東横INNクラブレディースVISAカードですが、ホテルのフロントで申込書を受け取るか、りそなへ申込書の請求を行って申し込みを行います。
クレジットカードなので、東横INNクラブカードインターナショナルのようにその場で発行されるわけではありません。
審査が行われ、通過した場合のみ自宅に配達されます。
当日に発行されないので宿泊当日に申し込みを行った場合には、会員特典が利用できません。
よって前もってりそなより申込書を取り寄せ、申し込みを終えておくことをおすすめします。
東横INNクラブVISAカードと東横INNクラブレディースVISAカードについては入会金がかかりませんが、年会費が発生します。
税込みで1,375円です。
ただし東横INN商品券が一定期間ごとに発行されるので、実質的に年会費は無料です。
東横インのクレジットカードの特徴とは?
東横インの会員カードにはクレジットカードもあることがわかりました。
東横INNクラブVISAカードと東横INNクラブレディースVISAカードですが、どのような特徴があるのでしょうか。
ちなみに東横INNクラブVISAカードと東横INNクラブレディースVISAカードですが、内容については大きな違いはないのでまとめて解説します。
つまり東横INNクラブレディースVISAカードは女性向けカードであるというだけであり、年会費や特典には大きな違いはないのです(無料宿泊券プレゼントについては違いがありますが、2020年4月からは無料宿泊券プレゼントの特典内容も同一になります)。
入会金 | 無料 |
年会費 | 1,375円(税込み) |
宿泊料金の割引 | あり |
無料宿泊券のプレゼント | あり |
簡単チェックイン | あり |
6ヶ月前からの予約 | 可能 |
アーリーチェックイン | 15時から |
会員カードがルームキー | あり |
各種優待サービス | あり |
クレジットカード独自サービス | VISAカード年会費分の東横INN商品券をプレゼント |
ショッピング保険 | 年間100万円まで |
ポイント還元率 | 0.5% |
年会費は毎年かかりますが、年会費分の東横INN商品券がプレゼントしてもらえます。
・4年目の年会費引落し後3カ月を目安に2年分の商品券(2,750円)プレゼント
年会費が全て戻ってくるので、年会費については気にする必要はありません。
クレジットカード機能なしの東横INNクラブカードインターナショナルにはない独自のサービスです。
また東横INNクラブVISAカードと東横INNクラブレディースVISAカードの利用については、毎月の引き落とし1,000円ごとにワールドプレゼントポイントが1ポイントプレゼントされます。
1ポイントあたり5円相当なので、還元率は0.5%です。
東横インの宿泊料金の支払いについてもポイント対象になるのでうまく活用したいところですね。
まとめ
東横INNクラブの会員特典の中身と入会方法および、東横インのクレジットカードについて明らかにしました。
5%から20%の割引がいつでも受けられ、さらに10泊すると1泊無料券がもらえます。
うまく活用できれば宿泊料金を30%から40%節約することも可能です。
入会方法については、カードタイプによって若干の違いがあります。
クレジット機能なしの場合は、フロントや公式ページで申し込みを行いフロントで発行してもらいます。
クレジット機能ありの場合は、フロントで申し込むか「りそな」に申込書を請求して返送することで申し込みを行います。
クレジット機能無しの場合は最短当日に会員カードを受け取れますが、クレジット機能ありの場合は審査もあるので当日発行は無理なので注意しましょう。
すぐに会員サービスを受けたい場合には、クレジット機能無しを選択してください。
クレジット機能ありのカードの特徴も明らかにしました。
年会費が毎年発生しますが、全額商品券で取り戻せるので実質無料です。
東横INNクラブの会員サービスをうまく活用すると圧倒的にお得になることがわかったと思います。
東横インを利用する機会がある、という人はぜひ入会しましょう。