JALの上級会員になる方法と裏技!各ステータス特典にも注目してみた

JALを利用する機会が多い、という方にチャレンジしてほしいのが上級会員です。
JALの上級会員になると様々な特典が受けられるようになり、JALだけではなくワンワールド所属便を利用した空の旅がお得にできるようになります。

当記事では

・JAL会員(JAL GLOBAL CLUB)の各ステータスの条件
・JALの上級会員になるための裏技
・JALの各会員ステータスの特典

以上について徹底解説します。
読めばJAL会員(JAL GLOBAL CLUB)についての理解が深まり、JALを有効利用できるようになります。

ぜひ最後までお付き合いください。

JALの上級会員の種類と条件

JALの上級会員の種類と条件

JALの会員ステータスですが、以下の5つがあります。

・JGC ワンワールドサファイア
・JMBクリスタル(JGCクリスタル)
・JMBサファイア(JSCサファイア)
・JGCプレミア
・JMBダイヤモンド(JSCダイヤモンド)

一つずつ会員ステータスの条件を明らかにしていくので参考にしてください。

JGC ワンワールドサファイアの条件とは?

・JALグローバルクラブ会員である
・FLY ON プログラムのサービスステイタスを持っていない

以上の条件に当てはまる人がJGC ワンワールドサファイアとなります。
ワンワールドエリートステータスは「サファイア」に該当します。

JMBクリスタル(JGCクリスタル)の条件とは?

・年間で30,000 FLY ON ポイントを獲得する(うちJALをグループ便15,000 FLY ON ポイント以上)
・年間30回以上の搭乗(うちJALグループ便15回以上)かつ10,000 FLY ON ポイントの獲得

以上のうちどちらかの条件をクリアする必要があります。
FLY ON ポイントに関しては、計算方法があるのでお教えします。

FLY ON ポイントは「フライトマイル×FLY ON ポイント換算率×搭乗ボーナスFLY ON ポイント」で計算されます。

FLY ON ポイント換算率は日本の国内線の場合は2倍です。
JAL便の日本発着 アジア・オセアニア線は1.5倍であり、それら以外の国際線は1倍となっています。
搭乗ボーナスFLY ON ポイントについては、ALグループ便の搭乗の際に運賃に応じて追加されるポイントのことを指しています。
基本的に0ポイントから400ポイントが加算されます。

JMBサファイア(JSCサファイア)の条件とは?

・年間で50,000 FLY ON ポイントを獲得する(うちJALをグループ便25,000 FLY ON ポイント以上)
年間50回以上の搭乗(うちJALグループ便25回以上)かつ15,000 FLY ON ポイントの獲得

JMBサファイア以上のステータスを獲得することでJALグローバルクラブに入会できます
つまりこのステータスに到達できれば「上級会員になった」と言っても差し支えありません。
まずはこちらのステータスを目指しましょう。

しかし条件は楽ではありません。
そこで注目すべきはちょっとした裏技です。
次の項目で詳しく解説するので参考にしてくださいね。

JGCプレミアの条件について

※こちらのステータスはJALグローバルクラブ会員のみが対象です。

・年間で80,000 FLY ON ポイントを獲得する(うちJALをグループ便40,000 FLY ON ポイント以上)
年間80回以上の搭乗(うちJALグループ便40回以上)かつ25,000 FLY ON ポイントの獲得

いずれか一つの条件達成でJGCプレミアの会員資格を取得できます。

相当数のJALグループ便を利用しなければ到達できないステータスなので目指すのは少し難しかもしれません。
日常的にJAL便を利用している方であれば、目指してみましょう。

JMBダイヤモンド(JSCダイヤモンド)の条件とは?

・年間で100,000 FLY ON ポイントを獲得する(うちJALをグループ便50,000 FLY ON ポイント以上)
年間120回以上の搭乗(うちJALグループ便60回以上)かつ35,000 FLY ON ポイントの獲得

JALの会員ステータスの中でもっとも上位に位置しているのがJMBダイヤモンド(JSCダイヤモンド)です。
難しい条件が設定されていますが、受けられる特典の質も向上します。

JALの上級会員になるための裏技とは?

 

特定のクレジットカードを保有することで、一定の会員ステータスが保持できるようになります。

そのクレジットカードですが4つあります。

・JAL  CLUB-Aカード
・JAL  CLUB-Aゴールドカード
・JAL ダイナースカード
・JAL プラチナカード

以上のカードのうちいずれかのカードを保有するとステータスが維持できるようになるのです。

ただ紹介したクレジットカードを保有してすぐに上級会員になれるわけではありません。
その前には最低限の修業が必要になってきます。
まずはJMBサファイアにならなければなりません。

よって以下の

・年間で50,000 FLY ON ポイントを獲得する(うちJALをグループ便25,000 FLY ON ポイント以上)
・年間50回以上の搭乗(うちJALグループ便25回以上)かつ15,000 FLY ON ポイントの獲得

いずれかの条件を満たさなければならないのです。
その上で紹介したクレジットカードを保有していれば、半永久的にサファイア相当の上級会員を維持し続けられます。
毎年条件を満たす必要がなくなるわけです。

では4つのうちどのクレジットカードを取得すべきなのでしょうか?

JAL CLUB-Aゴールドカードで上級会員を維持しよう

JAL CLUB-Aゴールドカードのメリットはいくつかあります。

・他のカードに比べて年会費はそれほど高くない
・JALマイル還元率が高い
・空港ラウンジが無料利用できる
・ボーナスマイルがプラチナカードと同等

CLUB-Aゴールドカードですが、年会費は税抜き16,000円です。
少し高く感じるかもしれませんが、マイル還元率が2倍になるショッピングマイルプレミアムに無料で加入できます(通常は年会費が3,000円発生)。
マイル還元率は1.0%になるので、ある程度は年会費をマイルで取り戻せるはずです。

空港ラウンジサービスが付帯しているところも見逃せません。
国内主要空港、ダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル)が無料利用できます。

ボーナスマイルですが、入会搭乗ボーナスマイルが5,000マイル毎年初回搭乗ボーナスマイルが2,000マイルとなっています。
プラチナカードと全く同じなので、無理をして年会費が高いプラチナカードを狙う必要もありません。

家族も上級会員になれる!

カードの本会員が上級会員になった場合には、同行者1名も上級会員資格が付与されます。
つまり旦那さんがCLUB-Aゴールドカードを保有した状態で上級会員になっていた場合には、同行していた奥さんもJAL会員と同等の特典が受けられます。

さらに家族カードの発行にもメリットがあります。
カードの本会員が上級会員であり、家族の一人がそのクレジットカードの家族会員であったとします。
その場合は、家族カード保有者も上級会員と認定されます。

カード1枚につき1人の同行者もJAL会員と同等のサービスを受けられるので、家族カード分も同行者1人までJAL会員資格が付与されます。
つまり家族で本カードと家族カードを1枚ずつ保有していた場合には、計4名までJAL会員の特典が受けられるということです。

夫婦がJALカードを持っていたら、お子さん2名まで特典が受けられる、というわけです。

JALの会員ランク別特典を徹底調査してみた

以下の会員ステータスの特典について明らかにします。

・クリスタル会員
・サファイア会員
・ダイヤモンド会員

会員特典は数多く用意されているので、その中で特筆すべきものだけを抽出して紹介します。

サファイアからが上級会員と言えるので、上級会員しか狙っていない方はクリスタル会員については飛ばしてもらって構いません。

クリスタル会員の注目の特典とは?

・専用チェックインカウンターあり
・優先空席待ちが可能
・優先キャンセル待ちが可能
ボーナスマイルあり

専用チェックインカウンターについては国際線に限ります。
専用チェックインカウンターがつかせるので、渋滞になりにくくチェックインをスムーズに済ませられます。
時間がないときなどにはかなり重宝できるサービスの一つです。

優先キャンセル待ちと優先空席待ちが可能です。
航空チケットを予約するに当たり、どうしても予約が集中する時期もあります。
航空チケットが取れなかった場合でも、優先キャンセル待ち・空席待ちが利用できるので利用できる可能性が高まるわけです。

ボーマスマイルもあります。

航空会社 ボーナスアップマイル
日本航空 55%
アメリカン航空 55%
ブリティッシュ・エアウェイズ 50%
イベリア航空 50%

クリスタル会員になれば、マイルを効率的にためられるようになります。

サファイア会員の注目の特典とは?

一気に利用できる特典が多くなります。
※基本的にクリスタル会員の特典も利用可能です。

・会員専用予約デスクあり
預け荷物許容量優待あり
・優先手荷物引き渡しあり
ファストレーン(保安検査優先入口)
・JALサクララウンジの利用が可能
・ボーナスマイルあり

特におすすめの特典のみを抽出して紹介します。

預け荷物許容量優待ですが、ワンワールド アライアンス加盟航空会社でエコノミークラス搭乗時のケースで、個数制の場合は通常プラス1個23kg、最大2個までとなっています。
従量制の場合は、通常にプラスして15kgまでOKです。

ファストレーン(保安検査優先入口)については、成田国際空港第2ビル出発のJAL国際線ご利用時のみが対象です。

JALサクララウンジでは、バーラウンジこどもラウンジも用意されています。
バーラウンジでは、ソフトドリンクやアルコール類、おつまみなどが利用可能です。
他にも無線LANサービスやFAX利用、さらにシャワーや喫煙室も用意されています。
こどもラウンジに関しては、ベンチシートや赤ちゃんが安全に遊べるクッションプールが用意されています。
子ども用ラウンジなので、気兼ねなく子供と利用できる、といたメリットがあります。

ボーナスマイルについては以下のように設定されています。

航空会社 ボーナスアップマイル
日本航空 105%
アメリカン航空 105%
ブリティッシュ・エアウェイズ 100%
イベリア航空 50%

クリスタル会員と比較しても、ボーナスマイルがかなり手厚い内容となっています。
マイルが圧倒的にたまりやすくなるのがサファイア会員なのです。

ダイヤモンド会員の注目の特典とは?

JALファーストクラスラウンジが利用可能
・前方座席指定サービスあり
マイル有効期限の廃止
・ボーナスマイルあり
・パイロット体験 航空教室
・JALとっておきの逸品 限定商品
・JALグローバルクラブ エントランス

他にも様々な特典が用意されていますが、注目すべきものを掲載しました。

以上の中でいくつかおすすめの特典を紹介します。

JALファーストクラスラウンジに関しては、JALグループ便やワンワールド系列の飛行機を利用時にラウンジに入れるようになるのです。
そもそもファーストクラスのチケットを持っている人専用のラウンジなので特別なものです。
ダイヤモンド会員になれば、ファーストクラス以外のチケットを持っている場合でも入場できるようになります。

マイルの有効期限がなしになる特典にも注目です。
JALマイルの有効期限は通常3年間の設定となっており、思っているよりもたまらなかった、と嘆いている人も少なくありません。
しかしダイヤモンド会員になると、有効期限がなくなるので期限切れでマイルが失効するようなこともなくなります

ボーナスマイルについてはクリスタル会員やサファイア会員と比較しても、さらに素晴らしい内容になっています。

航空会社 ボーナスアップマイル
日本航空 130%
アメリカン航空 130%
ブリティッシュ・エアウェイズ 100%
イベリア航空 100%

ダイヤモンド会員になるとボーナスマイルがたっぷりともらえるようになるのがわかったと思います。
JAL関連便を利用した時にフライトマイルがたくさんもらえるようになり、無料航空チケットのゲットが圧倒的にしやすくなります

JAL上級会員ダイアモンドの特典を解説

まとめ

JALの上級会員になる方法と裏技、さらに会員ランクごとの特典

JALの上級会員になる方法と裏技、さらに会員ランクごとの特典についても明らかにしました。

JALの上級会員になるためには、年間のFLY ON ポイント(フライトマイル×FLY ON ポイント換算率×搭乗ボーナスFLY ON ポイント)を一定数以上、または年間の搭乗数が一定数以上でなければなりません。

上級会員になる、または維持する裏技としてクレジットカードの取得についてもお伝えしました。
特定のJALカードを保有することで、条件を満たさなかったとしてもサファイア会員からダウンしなくなります
ただし、まずは自力でサファイア会員にならなければならないので、その点については覚えておかなければなりません。
つまりJALの上級会員になるためには、一定の修業が必須なのです。

会員ランクごとの特典も明らかにしました。
サファイア会員から特典が豪華になる印象です。
やはりJALの上級会員を目指すのであれば、サファイア会員がターゲットになるでしょう。

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