アパホテルの会員特典2つ!

アパホテルがお得に利用できるのが、会員制度である「アパカード会員」です。
アパカードとはポイントカードであり、取得すると会員になれます。

アパカード会員になることで、450を超えるホテルでポイントなどが多く獲得できるようになったり、各種優待サービスが受けられるようになったりするのです。

当記事では

・アパカカード会員の特典について
・アパカード会員になる方法と上級会員になる方法
・アパカードと一緒に利用したいクレジットカード

について徹底解説します。
読めば今までよりもアパホテルがお得に利用できるようになります。

出張やちょっとした旅行などでアパホテルを利用する機会がある、という方は最後までじっくり読んでみてくださいね。

アパホテルの会員特典2つ!

アパホテルの会員特典2つ!

アパホテルの会員特典ですが、他のホテルサービスと比較して手薄と言わざるを得ません。なんとたったの2つしか用意されていないのです。
アーリーチェックインやレイトチェックアウトの特典や、部屋のアップグレードの特典などもないので、がっかりしてしまう人もいるかも知れませんね。

それでは2つの特典内容について明らかにします。
一般会員と上級会員(アパダイヤモンド会員)によっても若干特典内容が異なっているので、そちらも注目してもらえれば幸いです。

では一つずつ確認していきましょう。

ポイントまたは割引特典

アパホテルの会員になるとポイントまたは割引サービスのいずれかが適用されます。
ポイント還元率、及び割引率はかなり高く設定されており、お得にアパホテルが利用できるようになります。

 

ポイントについては、一般会員とアパダイヤモンド会員によって獲得できるポイントが異なっているので注意してください。
もちろん上級会員であるアパダイヤモンド会員の方が有利に設定されています。

 

では以下にアパホテル利用でどれだけのポイントが獲得できるのか確認してみましょう。
ちなみにポイントの価値ですが、1ポイントあたり1円相当となっています。

ポイント種別 一般会員 アパダイヤモンド会員
アパホテル公式サイト・アパアプリを利用した宿泊 100円につき10ポイント 100円につき11ポイント
宿泊予約サイトを利用した宿泊 100円につき1ポイント 100円につき1.1ポイント
直営レストラン 100円につき10ポイント 100円につき11ポイント
ゴルフ 100円につき1ポイント 100円につき1.1ポイント
佳水郷 100円につき1ポイント 100円につき1.1ポイント
宴会場利用 100円につき1ポイント 100円につき1.1ポイント

一般会員に比べてアパダイヤモンド会員の方が10%のポイントアップとなります。

ちなみに宿泊予約の方法によって獲得できるポイントが大きく異る、という部分は注目しておかなければなりません。
ポイント目的であれば、アパホテル公式サイトまたはアパアプリを活用してください。
宿泊予約サイトを利用してしまうと、獲得できるポイントが10分の1になってしまうのです。

「宿泊予約サイトを利用したほうが安いのでは?」と思っている人もいるかも知れません。
実は直接販売する「アパ直」がもっとも安いとアパは公言しています。

公式サイトによると、

『アパホテルズ&リゾーツのご予約は、アパが直接販売する「アパ直」をご利用ください。
「アパ直(アパホテル公式サイト・アパアプリ)」で提供する宿泊プランの料金は常に最安値であり、他の宿泊予約サイトで提供する宿泊プランを比較する必要はありません。』

と述べているのです。
つまり宿泊予約サイトを利用するメリットはありません。

ポイントと選択制となっているのが割引特典です。
割引については会員ランクによる違いはありません。

 

『割引特典の内容』

・5%割引で宿泊できる
ポイントは加算されない

 

ポイントよりも割引のほうが不利になってしまいますが、ポイント獲得よりも支払う料金を少しでも少なくしたい、という人は割引特典を選びましょう。

 

たとえば一般会員で公式サイトから宿泊予約をしたとします。
宿泊価格が8,000円だった場合にポイント特典を選択すると、一般料金の会員割引(100円引)がされて7,900円の支払いとなりさらに10%分のポイントが獲得できます。
割引特典を利用すると、、一般料金の会員割引(100円引)がされ5%割引も適用されると、支払いは7,500円となるわけです。

 

8,000円という価格であった場合には、ポイント特典は7,900円の支払いプラス800円分のポイントを獲得できます。
割引特典は7,500円の支払いのみとなるわけです。
どちらがお得と考えるかは人それぞれであると思うので、ご自分で判断してくださいね。

ポイントは何と交換できるの?

ポイント特典を選択した場合ですが、注目したいのは1ポイントあたり1円相当として獲得したポイントの使いみちです。
どのような使い方ができるのでしょうか?

 

・現金と交換する
・商品と交換する

 

いずれかの交換先を選択できます。

 

現金への交換については、アプリ会員であるかアパカード会員である必要があります。サイト会員の場合は、現金への交換ができないので注意してください。
5,000ポイントを貯めると現金5,000円のキャッシュバックが受けられます。

 

※サイト会員の方はアパアプリをダウンロードしてください。ログインを行うとアプリ会員になれます。

キャッシュバックの手続きに関しては、全国のアパホテルのフロントのみが対象となっています。アプリなどからはできないので注意してくださいね。
現金への交換時に関してはアパカードかアプリ会員証の掲示が必須です。

※パートナーホテルや佳水郷、または海外のアパホテルでは現金キャッシュバックを受け付けていません。

5,000ポイントは、一般会員であるとアパホテルで50,000円の宿泊で達成可能です。
アパダイヤモンド会員であると還元率が11%になるので、約45,000円で達成可能です。
部屋にもよりますが、2回から4回程度の宿泊で達成できる可能性もあるので、5,000円のキャッシュバックのハードルはそれほど高くありません。

商品との交換ですが、こちらはアプリ会員・アパカード会員・サイト会員のすべての会員が対象となっています。
最低交換ポイント数は3,000となっているので、現金との効果によりも貯めるポイント数は少なく済みます(対象商品にもよります)。

選べる商品は多岐にわたり、全部で5,000種類にもなります。
カタログギフトは全部で3項目あり、3,000ポイント・5,000ポイント・10,000ポイントとなっています。

カタログギフト名 必要ポイント 商品総数 うちグルメ商品数
フリージア 3,000ポイント 1,045点 90点
カーネーション 5,000ポイント 2,580点 310点
カルミア 10,000ポイント 1,350点 230点

カタログの中身については、公式ホームページから確認できます。

ポイントの有効期限は?

ポイント取得日の3年後の同月末までです。
比較的長く設定されているので、失効までにはかなりの猶予があります。
年位1回程度のアパホテルの利用であったとしても、最低交換ポイント数である3,000ポイント程度であれば十分に達成可能でしょう。

例えば2019年9月1日にアパホテルを利用しポイントを獲得したとします。
その獲得したポイントは3年後である2022年9月30日までは利用できるわけです。

チェックインの手間が省ける(スムーズチェックイン)

アパ会員の特典としてもう一つ用意されているのが、スムーズチェックインです。

スムーズチェックインとは、チェックイン時に名前であるとか住所の記入が必要ない、というものです。
アパカードをフロントでチェックイン時に掲示するだけでチェクイン手続きが完了します。
アパカードで本人確認ができるので、わざわざ名前の確認であるとか住所の確認は必要ありません。

アパカードではなくアパのアプリ会員証でもスムーズチェックインは利用可能です。
カードを持ち歩かなかったとしても、利用できるのです。

ホテルのフロントでのチェックイン手続きを面倒に感じたことはありませんか?
そんな方におすすめの特典です。

アパホテル会員になる方法と上級会員になる方法とは?

アパホテル会員になる方法と上級会員になる方法とは?

アパホテルの会員になると、ポイントがたくさんもらえたりスムーズチェクインができたりします。
一方でアパホテル会員には、一般会員とアパダイヤモンド会員があるこることも事実です。

アパダイヤモンド会員になると、ポイント還元率が1.0%アップするので、ポイントをお得に貯めたい、という方はもいるのではありませんか?

こちらではアパホテル会員になる方法、及びダイヤモンドカ員になる方法、そしてアパダイヤモンド会員をお得に継続する方法をお伝えします。

簡単!アパホテル会員になる方法

アパホテル会員ですが、特に難しいことはありません。
公式ホームページに登録フォームが用意されているのでそちらに記入し登録するだけです。
またアパアプリをダウンロードしてそちらで会員登録する方法もあります。

 

会員登録に必要な情報は、メールアドレスとパスワード、さらには個人情報(名前・生年月日・性別・住所・電話番号・メールマガジンの希望の有無)等となっています。

 

登録が完了すると、会員番号とログインIDが発行されるのでメモしておきましょう。
ちなみにログインIDに関しては、登録したメールアドレスとなります。

上級会員(アパダイヤモンド会員)になる方法とは?

入会した当初は一般会員なので、何もしなければずっと一般会員のままです。

アパダイヤモンド会員になるためには、

 

「年間利用10,000ポイント以上獲得を達成すること」
「マイページにログイン可能であること」

 

が必要になります。

1月1日から12月31日の間に、10,000ポイントを貯めなければならないので、複数回のアパホテルの利用は必要になってきます。
還元率10%の一般会員であれば、アパホテルで年間10万円分の利用をしなければなりません。

ただ10万円の利用で上級会員になれる、というのは他のホテルサービスと比較すると圧倒的に低いハードルです。

 

例えば世界7,000軒以上のホテルが加盟するマリオットボンヴォイですが、上級会員であるゴールドエリートになるためには年間25泊が必要です。プラチナエリートになると年間50泊であり、チタンエリートになると年間75泊にもなってしまうわけです。
最上級会員であるアンバサダーエリートになるためには「年間100泊プラス対象利用金額20,000米ドル」が必要に・・・。

 

年間で10,000ポイントを獲得できたら、翌月の1日からアパダイヤモンド会員に昇格します。
ダイヤモンド会員の有効期限は、昇格から1年間となっています。

上級会員(アパダイヤモンド会員)を低コストで継続する方法とは?

年1回程度の間隔でポイントを獲得していくだけでアパダイヤモンド会員を継続できます

せっかくアパダイヤモンド会員になったのにすぐに一般会員に戻ってしまいたくありませんよね。
安心してください。実はアパホテルの上級会員の維持は簡単です。

アパダイヤモンド会員に昇格すると、1年間についてはステータスを維持できます。
そしてダイヤモンド会員はアパホテルなどを利用してポイントを獲得すると、有効期限がポイント獲得時点から1年間延長されるのです。

 

例えば2019年9月にダイヤモンド会員になったとします。
1ポイントも獲得がなければ2020年9月に失効して一般会員に戻りますが、仮に2020年の3月にポイントを獲得すると2021年の3月までアパダイヤモンド会員のステータスが維持できます。

 

要は年に1回程度の間隔で効率的にポイントを獲得していけば、ずっとダイヤモンド会員であり続けられるわけです。
アパダイヤモンド会員を維持すること自体はそれほど難しくありません。
手っ取り早くダイヤモンド会員になってしまい、後はちょこちょこ利用して維持していけばよいだけの話なのです。

アパカードと併用したいおすすめクレジットカード

アパカードと併用したいおすすめクレジットカード

アパカードと圧倒的に相性が良いクレジットカードがあります。
アパエポスVisaカードというカードであり、アパカードと併用することで還元率が最大で13.5%にもなります

アパエポスVisaカードの還元率をチェック!

アパカードの最大還元率は、ダイヤモンド会員の11.0%ですよね。
さらにアパエポスVisaカードの通常還元率は0.5%ですが、アパホテルはポイント優待店となっておりポイントが5倍になります。つまりアパエポスVisaカードのポイント還元率は2.5%になるわけです。

 

・アパカードの還元率(ダイヤモンド会員)・・・11.0%
・アパエポスVisaカードの還元率(5倍)・・・2.5%

 

以上の合わせると13.5%の還元率となるわけです。
アパカードとアパエポスVisaカードを組み合わせて、アパホテルに宿泊し料金が12,000円であったとします。
12,000円で還元率が13.5%であったとすると、1,620円分のポイントと獲得となります。

アパホテル対象のレストラン利用でさらに威力を発揮するのが、アパエポスVisaカードです。
なんとエポスポイントが10倍になるので、アパエポスVisaカードの還元率が5.0%にもなりますよ。
アパのレストランを利用する機会が多い、という方にもおすすめのクレジットカードでもあるのです。

アパエポスVisaカードの新規入会キャンペーンも見逃せない!

アパエポスVisaカードではweb限定の新規入会キャンペーンを実施中です。

 

・アポホテル公式サイト専用クーポン・・・2,000円分
・入会後最大4ヶ月間の宿泊料金・・・5%オフ

 

アパホテルに関連した嬉しいキャンペーンを実施中です。
クーポンに関しては電子クーポンとなるので、アパホテル宿泊時にフロントで掲示してください。
アパホテル公式サイトからご予約の際、決済方法にエポスかんたん決済を選択することが利用条件となっています。

クーポンは一気に全額を利用する必要はなく、100円以上100円単位で利用可能です。

 

宿泊料金5%OFFについては、アパ パートナーホテルズ、海外のアパホテルは5%OFFの対象外となってしまうので注意してください。
アパエポスVisaカードのクレジット利用、エポスかんたん決済の対象となっている点も覚えておく必要があります。

レイトチェックアウト・スイートルーム優待・温泉旅館優待あり

アパエポスVisaカードにはまだまだ様々な特典が用意されています。

まずレイトチェックアウトですが、チェックアウトが1時間延長無料となっています。

利用方法は、アパホテル公式サイトまたはアパアプリにて「アパホテル会員」に会員登録します。
マイページ内の登録情報にアパエポスVisaカードを登録してください。
その上でアパホテル公式サイト・アパアプリ経由で宿泊予約すると、通常11時のチェックアウトのところ
12時まで滞在できるようになります。

※デイユース(日帰りプラン)・レイトチェックアウトプランは対象外です。アパ パートナーホテルズ・海外のアパホテル対象外です。

スイートルーム優待はアパエポスVisaカードを掲示するだけで、スイートルームを特別レートで利用できる、というものです。

たとえばアパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉の場合は以下のような価格になります。

部屋 通常価格 優待価格
インペリアルスイート(4bed)(4名様1室) 通常料金30万円 優待料金10万円
プレジデンシャルスイート(2bed)(2名様1室) 通常料金15万円 優待料金5万円
エグゼクティブスイート(2bed)(2名様1室) 通常料金15万円 優待料金5万円

温泉旅館優待はアパエポスVisaカードを掲示するだけ優待利用ができます。
「舟の棟」については、〔2名1室〕16,000円、〔3名1室〕14,000円、〔4名1室〕12,000円となります。
また追加料金を支払うことでアップグレードも可能です。

改悪あり!エポスポイントがアパホテルクーポン券を交換できなくなる

2019年11月30日までは、1,000エポスポイントでアパホテルクーポン券1,000円分と交換できます。
しかし2019年12月1日より廃止されてしまい、エポスポイントをアパホテルクーポン券に交換できなくなります

アパエポスVisaカードの基本情報

本会員年会費 永年無料
家族会員年会費
ETCカード 年会費無料
ポイント還元率 0.5%から(アパホテル利用時は2.5%)
入会資格 18歳以上であること(学生可)
海外旅行傷害保険 最高2,000万円(全額自動付帯)
国内旅行傷害保険 なし
ショッピング保険 なし
カラオケ優待サービス ビッグエコーやレストランカラオケ・シダックスが優待価格で利用可能
マルイ優待あり 「マルコとマルオの7日間」期間中、マルイ店舗、 マルイの通信販売でのショッピングが10%オフ
スマホ決済 Apple Pay、Google Pay、楽天ペイ

まとめ

アパホテルの会員特典と上級会員になる方法、さらにはアパ会員におすすめのクレジットカードを紹介

アパホテルの会員特典と上級会員になる方法、さらにはアパ会員におすすめのクレジットカードを紹介しました。

残念ながらアパホテルの会員サービスは高く評価できるものではありません
ポイントの付与やスムーズなチェックインができる程度しか用意されていないからです。
仮に上級会員になったとしても、ポイント還元率が1%アップするだけなので上級会員になるメリットはほとんどありません。

ただアパエポスVisaカードには良いサービスがたくさん付帯しています。
アパホテル利用時の還元率が良くなる点も見逃せません(クレジットカード還元率が2.5%)。
レイトチェックアウトのサービスがあったり、スイートルーム優待があったりする点も見逃せません。
年会費が無料なので邪魔にならないカードでもあります。

ちなみにアパホテルに関しては評価がまっぷたつに割れている点も指摘しておかなければなりません。

ビジネスホテルチェーン国内最大手のアパホテルの宿泊満足度をめぐって、ビジネス誌2誌のアンケート調査結果が真っ二つに割れる珍現象が起きた。「週刊ダイヤモンド」11月4日号の特集「1万人が選んだ ベストホテル&エアライン」では、同ホテルの満足度は20ホテル中トップ。その1週間前に発行された「日経ビジネス」10月23日号特集「ビジネスパーソンに聞く 後悔しない航空&ホテル 5000人満足度ランキング」では、同ホテルの満足度は35ホテル中最下位だった。

出典:日経デジタルマーケティング 「アパホテルが満足度ランキングで1位と最下位、評価真っ二つの怪」

以上の点も踏まえ、無理をして上級会員を目指すべきホテルサービスではないと判断します。
もちろん月に1回など定期的に利用する方であれば、勝手に上級会員になると思います。
クレジットカードも併用し特典をうまく活用しましょう。

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